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神奈川県立歴史博物館:宮川香山の「真葛焼」を見てきた!蟹の造形すごい!! [美術展・博物館等]

宮川香山は、明治時代の代表的な陶工で、陶器の表面に、
緻密な造形の彫刻を彫り込む「高浮彫」という技法を編みだしました。
その緻密さと生き生きとした彫刻の姿を、以前テレビで見て感動!
ただ、緻密さゆえ、完成まで何年もかかってしまうという物でもありました。

一度実物を見てみたいと思い、「宮川香山展」が近くで開催されれば・・・と思っていたのですが、
ごく最近、宮川香山の工房は横浜にあり、そのおかげか、「神奈川歴史博物館」に、
常時10点ほどの作品が展示されている事を知りましたV(≧∇≦)V!

ということで、「神奈川歴史博物館」にGO!

kanagawahakubutukan.jpg
「神奈川歴史博物館」は、最寄り駅「馬車道駅」。
幕末の風情ある洋風建物が並ぶ「馬車道」の一角にあり、博物館の建物自体も、歴史があり、
明治時代に「横浜正金銀行」として使われていたもの。

展示物自体は、「歴史博物館」の名前通り、縄文時代~近代までの
「歴史の学習」に役立ちそうなものメイン。
行った日も、小学校の遠足なのか、小学生の一団が見学していました。
縄文時代・弥生時代は、土器や石器、土偶などの展示。
神奈川に「鎌倉幕府」があったので、鎌倉幕府関係の展示は多め。
仏教の石塔がいろいろ展示してあったり、日蓮宗、浄土宗などのお坊さんの
紹介があったりしていたのは、ちょっと珍しかった。
ペリー来航に関しての資料もいろいろ。
神奈川県の歴史を追うには、タイムスケールが長すぎるのですが、
神奈川県で発掘された、縄文・弥生時代のものが展示され、
中世日本の庶民の暮らしでも、神奈川県の町村で使われていたものの展示や、
村落に伝わる行事の紹介など、ちゃんと内容が「神奈川」にリンク。
縄文時代・弥生時代の集落模型、中世の農家の民家模型など、大きな模型が多くその点も面白かった。

常設展は大人300円、高校生以下100円など、内容盛りだくさんなのに安いのも嬉しい。
そして、その常設展のなかに、宮川香山の「真葛焼」も。
定期的に、少し内容を変え、10点ちょっと展示されてます。
展示内容は、こちらで確認できます。

makuzu-kani.jpg
「高取釉渡蟹水盤」 初代宮川香山作。
私をテレビで魅了したのがこの作品。
同じテーマの作品がいくつかあり、これはその1つ。
実物を見て、想像以上に生き生きとした蟹の姿と、その迫力に、しばらく見入ってしまいました。
陶器とは思えないほど、蟹がリアルで、細部まで緻密な造形が施されてます。
ほんとうに、蟹が陶器をよじ登っているかのよう。

makuzu-uzura.jpg
「高浮彫・南天ニ鶉花瓶一対」 初代宮川香山作。
こちらも鶉の羽の感じ、南天を咥えたくちばし等、緻密過ぎるほどの造形と、生き生きとした姿がよかった。

「蟹」に比べると、他は、もっと繊細でゴージャスな印象(鶉をもっと豪華にした感じ)ものが多く、
それはそれで、すごくステキだったけど、やっぱり「蟹」が良かった!!
でも、他のものも、見て感動~!

二代目宮川香山の作品もいくつか展示されていましたが、小じんまりとキレイにまとまっており、
初代の持つ「迫力」に比べると、おとなしくて、初代の作品を見た後だと、インパクトにかけました。

宮川香山(初代)の作品が、こんなに簡単にまとめて見れるなんて、気がついて良かった~♪
入館料300円という安さなのも嬉しい(特別展は1000円くらい)。
1ヶ月ほどで、一部展示品が交換されるらしいので、またみなとみらいに行くことがあったら、
寄ってみようと思います♪
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コステロ

実際にモノをみたワケではないので何とも言えないんですが、
しかしこれ、“実用”と言う点から見たら
カニはジャマなんじゃないですかね?(笑
by コステロ (2012-04-28 09:20) 

choko

コステロさん

蟹がジャマだなんてΣ( ̄ロ ̄lll)!
これは、アートですよ!アート!!
ア・ア・ト!
Do you understand?(笑)

で、載せていない作品の中には、盛られた花びらや、茎があまりに
繊細すぎて、自分がもし持ってても、飾る事すら
できないなーと思えるものもありました(^^;)。
実用どころか、飾るのも怖いアート。
でも、蟹はまだ丈夫そうなので、飾れそうです。
by choko (2012-04-28 13:02) 

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